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2016年3月24日 (木)

【伝わる朗読とは】16:耳からよむ

ブログにコメントがついて、いろいろと考えるテーマが増えてきました。一人ではなく、いろんな視点で見ていくと、よいものが見えてくるのでしょう。
今週は、木曜更新できました!

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「言葉では、すべてを語りきれない」というテーマで、ネットをさまよっていたら、こんなことばに出会いました。
詩人の吉原幸子さんのことばです。
facebookに載っていたものを引用させていただきます。

 ことばは紙に閉じこめられて眠っている。
あなたが「みる」とき、それは目をさまし、あなたが「よむ」とき、それは立ち上がりあなたの中に入ってゆく。
 「よむ」ためには、むろん目だけで充分なこともある。その方がいいこともある。だがことばには、形や意味、紙のなかでの沈黙のひろがりの他に、もうひとつ“ひびき”という要素がある。というより、耳から入る意味や形、耳から入る沈黙のひろがり、いわば声によることばそのものの立体化、それが心への近道である場合もある。
 わたし自身、ある詩人たちの肉声をきくことによって、それまではやや遠いものに感じられていたことばであっても、それが急に体温をもち、心にとびこんできた覚えがあるのだ。
 「耳からよむ」というひとつの方法のなかで、あなたをお手伝い出来るかもしれないまたひとつの方法として、私は朗読を考えている。

吉原さんは、なくなられているのですが、ご親族の方が、資料などをFacebookにUPしているようです。生前は、テレビやラジオに出演し、番組で自身の詩や他の方の詩を朗読されていて、その時の素材もYouTubeなどで出ています。吉野さんの詩を朗読されているのもUPされていました。

声によることばそのものの立体化、それが心への近道である場合もある
「耳からよむ」というひとつの方法のなかで、あなたをお手伝い出来るかもしれない

それが朗読ということだと、吉原さんは書かれています。紙の中の言葉である詩を、詩人が読むということで、心に伝わる近道になると述べています。
ならば、詩人でない我々が読んで伝えることもできるのではないか。
「声で言葉を形にして、体温を持たせ、聞き手に伝える」
朗読への答えのような気がします。

という私の話が伝わっているかな・・と思っています。

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